うたかたなあれやこれや

オタクな理学療法士の、とりとめない日常と、ライブや映画の感想をつらつらと。

エロスのお作法―檀蜜

ずっと気になっていたこの本を偶然見つけたので購入しました。

女性としての心構えや、檀蜜さんの人生観など。

「見た目のお作法」「デートのお作法」「言葉のお作法」

「ベッドのお作法」「心のお作法」

と、5章立てで構成されてる。

 

1章ごとに印象的だったことを少しずつ挙げておこう。

「見た目のお作法」

檀蜜さんはアンチモテ服派だということ。

服はいずれ脱ぐものなのだから、といういかにも檀蜜さんな発想もだけど、

モテ服で着飾った自分に興味をもった男性は背伸びした自分を好きになったわけで、

普段着の等身大の自分を好きになったわけではない。

だったらそんなに高くない範囲で、背伸びをせずにチラ見せしたりシルエットで

どきっとさせたほうが効率的でしょうと。

 

「デートのお作法」

相手の目を見るときは、片目だけをじっと見つめているそうな。

両目を見つめると、いまいちピンとが合わなかったり

周りの世界が見えなくなってしまうから。

それと、恥ずかしがると男性は喜ぶそうです。これすごく共感。

 

「言葉のお作法」

涙は女性の武器ではなくて、立場を弱くするもの

泣きながらなにかを訴えても、

対等な話し合いは持てず男性は宥めることしかできない。

本音で話してくれるわけもないのだそう。

 

「ベッドのお作法」

ハグするときは、相手を包み込むような気持ちでしっかりと背中に手を回す

”外に出れば7人の敵がいる”男性を甘え寛がせるのも、

女性の腕の見せ所のようです。

 

「心のお作法」は…割愛しよう。

日頃恋人に接するときに気を付けていることが山ほど書いてあって、

少しばかり嬉しくもあったな。

相手がどうしたら気持ちよく過ごせるかに注力するのは恋愛だけでなく

コミュニケーション全般にいえることで、かつわたしが苦手とすること。

わがままにならずに、意見は意見として主張する。

自分の理想とする人間像にはまだまだ遠いけれど、

まずは等身大の自分を最大限魅力的にしたいなぁと思わせてくれる一冊だった。

檀蜜さんありがとうございました。また半年後くらいに読み返します。