うたかたなあれやこれや

オタクな理学療法士の、とりとめない日常と、ライブや映画の感想をつらつらと。

医療に感じる矛盾。

ひとりごとです。
現在わたしは理学療法士として働いています。
理学療法士は「医師の処方のもと」治療を提供するので、健康な人は仕事上お客さんにならない。
で、医療そのものが健康な人よりも不健康な人(疾患がある、怪我をしている)をメインターゲットにしている。もちろん予防医学もあるし大切だけれど。

健康な人が増えて欲しくて医療の仕事をしているのに、お客さんは不健康な人、というのはとても矛盾するよなぁと常々思うのです。
不健康な人がいないと成り立たないビジネス。

リハビリのオーダーが出た患者さんは、なるべく早く良くなって欲しいし病院に来なくて良いようになって欲しいのに、患者さんがいなくなったら仕事が立ち行かなくなる。

どんなモチベーションで仕事をしたら良いのか常に迷っています。

ただ、わたしのリハビリの時間に日頃の愚痴を吐き出してスッキリしたとか、終わった後に元気になったと言ってくれる人がいてくださるので、精神面も含めて健康を目指せる場所になれるように明日からまた精一杯働こうと思ってはいます。