うたかたなあれやこれや

オタクな理学療法士の、とりとめない日常と、ライブや映画の感想をつらつらと。

手相占いメモ

新宿駅東口、コムサ横のビルにある占いにふと気が向いたので行ってきました。
悩みとかも聞かれず、手を見せたら性格分析がいきなり始まる感じ。ざっくばらんな占い師さんでした。
一階は並んでたけど地下はすぐやってもらえました。千円。

以下は言われたことの覚え書き。

正直、嘘つけない。そのぶん周りの冗談も信じちゃう。その場で言わなくていいことも正直に言っちゃうこともある。

生命力強い、体調崩さない(崩すけど)、無理がきく体質、しっかり眠ることが大事

恋愛は束縛されるの嫌い、結婚願望はあんまりない?いつしてもいいけど、焦る必要はない
寂しがりだけど1人の時間が大切。

仕事はデスクワークは向いてない、身体を動かす仕事が向いてる。今の仕事は好きだけど違う方向へ行こうか迷ってる

悩まない、前向き、ポジティブ
挑戦したいことがあるならやってみたら良い

仕事ができる、ということ

新年度から職場スタッフが2人増えました。
職場としての扱いは新人だけど、年次はわたしと同じ3年目。
なので、後輩が増えた感覚は特にありません。

1人は一度の説明で業務を理解し淡々とこなせるタイプ。
もう1人は、理解と慣れに時間がかかりミスが多いタイプ。ただ、ミスを反省して対策を練りながら動けるし、時間はかかるけれどもミスは無くせている。

「すぐ」「ノーミスで」「一度で」出来ることはたしかに素晴らしいけれど、じゃあ後者の彼は仕事ができない部類になるのだろうか。というのが最近の疑問です。
ミスをすることで業務フローの改善点が浮かんでくるかもしれないし、彼に合わせて説明することで他スタッフのリズムも整うかもしれない。



同様に、1セラピストとして。
資格保有者となったら新人もベテランも同じ金額を頂戴することになります。
1日も早く一人前になれ、と言われるけれど、いったいどこからが一人前なんだろうなと思っています。
人によって基準は随分と異なるので、どこかに勤めているのであれば雇用主が考える「一人前の基準」が参考値になるのかな。

極論を言えば、セラピストの1番の目的は患者さんを治すこと。患者さんとの信頼関係の構築はたしかに大切だけど、患者さんが治りさえすれば別にいがみ合っていたって良いとも言えます。




「なにをしていたいか」
じゃなく
「どうありたいか」
が大切なんだよって最近会った人が話していました。これを少し胸に留め置いて過ごしてみようと思います。

自分との打ち合わせの時間が必要

仕事が終わるとreally exhausted って感じにドロドロに疲れている。
そうすると思考もどんどんネガティヴに落ち込んで、わたしに生きてる価値なんてあるんだろうかみたいな気持ちに…なっていたんですが、近所のカフェでアールグレイを飲んだら元気になってきた。

疲れている自分を認めて、頑張ってる、偉いぞって褒めることはすごく大事。
それと同時に、なにが辛いのか改めて洗い出すことも大切なんだろうな。
やる気の有無に関わらず仕事はするけど。

前の職場のいいところは当日いきなり休んでもなんとか仕事がまわるところ。
今は、結構本格的に迷惑がかかるから「んー行きたくないなー」くらいではとても休めない。熱が出て動けないくらいだとさすがに休めるけど。

たぶん今のわたしに足りないのは休息とデトックス
本当は夕食断食がしたいけど、今はまだ無理みたい。
ヒットポイントを貯めていこう。

オタクって素敵だと思った夜

自宅ほど近くの海鮮居酒屋で夕食。
カウンター席と座敷が少しの小さなお店で、マスターが1人で切り盛りしてる。

カウンターで隣になったお二人と、お互いに「たぶん気が合うな」と予感しながらぽつぽつとお喋り。
注文しているもの、食べ方が好もしいとそれだけで仲良くなれると確信が持てる。

少女漫画(ご近所物語セーラームーンなど)の話でひとしきり盛り上がって。

仕事と専門の話になった途端、1人がすごくイキイキと饒舌に話し出した。
内容は自分が勉強していた数学について。
円とゼロの絶対性について、宇宙について、そもそも人間とは。

漫画とかアイドルとか、オタクには慣れていると思っていたのだけれど、学問オタクってめちゃくちゃ魅力がある。
取り留めない会話ももちろん楽しいけど、お酒の席では自分が心底好きなものについてタガが外れて話し続けてしまう人が好きだなぁと、思った夜でした。

彼らとは5月のけやき広場ビール祭りに一緒に行くことになったの、楽しみ。

大好きなビストロ、ラマレ

ラ・マレ

食べログ ラ・マレ

ホテルレストラン出身のシェフが一人でやっているフレンチビストロ。
オーソドックスなフレンチを低価格で寛いで食べられます。
学芸大学駅から2、3分。


一皿の量は2人でシェアしても充分食べられるくらい。
安さの理由は、シェフ一人で切り盛りする店なぶんサービスが悪くなってしまうから(混んでいると待たせてしまうなど)。
常連さんがお店を大切にして、シェフが常連さんを大切にする素敵な関係のお店。
その上で初来店のお客さんも寛げる、不思議な場所。
何度か行ったので、メニューの覚え書きをば。


前菜5種盛り
これを頼むと一杯目のアルコールが100円引きになる。間違いなくおいしい。


炭火焼チキンのサラダ仕立て
トマトが甘酸っぱくてチキンが大きい。これだけで一食になる女性もいるんじゃないかな。


数量限定だったフランス産フォアグラ。下はチーズリゾットで、フォアグラの脂とソースの旨味がリゾットと合わさるとバカみたいにおいしい。


オニオングラタンスープ
とろっとろになってる玉ねぎ。プロの味ってきっとこういうことなんだな…しみじみ。


洋食屋さんのオムライス。
ファンが多い一品。具がたっぷりのチキンライスはそれだけでとおいしいのに、ふわふわの卵に包まれたら幸せになるしかない。

フードだけ、ワインを一杯だけ、みたいなお客さんも笑顔で迎えてくださる懐の深いお店。
仕事で疲れたとき、体調が優れないときはここでパワーチャージしてから帰りたい!そんなお店です。

医療に感じる矛盾。

ひとりごとです。
現在わたしは理学療法士として働いています。
理学療法士は「医師の処方のもと」治療を提供するので、健康な人は仕事上お客さんにならない。
で、医療そのものが健康な人よりも不健康な人(疾患がある、怪我をしている)をメインターゲットにしている。もちろん予防医学もあるし大切だけれど。

健康な人が増えて欲しくて医療の仕事をしているのに、お客さんは不健康な人、というのはとても矛盾するよなぁと常々思うのです。
不健康な人がいないと成り立たないビジネス。

リハビリのオーダーが出た患者さんは、なるべく早く良くなって欲しいし病院に来なくて良いようになって欲しいのに、患者さんがいなくなったら仕事が立ち行かなくなる。

どんなモチベーションで仕事をしたら良いのか常に迷っています。

ただ、わたしのリハビリの時間に日頃の愚痴を吐き出してスッキリしたとか、終わった後に元気になったと言ってくれる人がいてくださるので、精神面も含めて健康を目指せる場所になれるように明日からまた精一杯働こうと思ってはいます。